記念事業

明徳学園 創立100周年記念事業
「ひとイノベーションの明徳学園」をコンセプトに
様々な記念事業を展開

明徳学園では創立100周年を迎えるに当たり、これまで学園を支えてくださったすべての方々へ感謝の意を伝えるとともに、教育研究環境のさらなる充実を図るため、様々な記念事業を実施しました。

100周年記念基幹事業

  • 創立100周年シンボルマーク
    学園内の在校生や教職員から230もの応募があり、100周年実行委員会による選考審査を経て決定しました。採用作品は、学園の設立母体が日蓮宗の大本山本圀寺ということもあり、「永遠と継続、つながりと進化」をコンセプトに、数珠をモチーフに表現した、まさに明徳学園創立100周年にふさわしいデザインとなりました。
  • 『明徳学園百年史』
    明徳学園百年史100周年という節目で学園の歴史を記録にとどめ後世に残すべく学園史を制作しました。100周年を機に、前回発刊した『明徳学園八十年史』を全面的に改編し、新たにコラムを新設するなど、読みやすい構成にしました。(A5判、794頁)
  • 『100周年ビジュアルブック』
    『明徳学園百年史』のダイジェスト版として、学園100年のあゆみを視覚的に表現した全頁カラーの別冊記念誌を制作しました。(A4判、56頁)
  • 創立100周年記念寄付金事業
    学生生徒への奨学金の給付や文化・スポーツ活動支援へのさらなる充実を図るため、創立100周年を機に広く寄付金募集を行いました。
    詳しくは学園100周年記念特設サイトの「寄付金」をご覧ください。
    [目標額 3000万円/募集期間 令和2年7月1日~令和4年6月30日]
  • 創立100周年記念式典
    学園の創立記念日である10月23日に、学園発祥の地、下京区柿本町の旧本圀寺境内に立つ京都東急ホテルで行いました。

心に汗をかく覚悟で次の100年へと歩み出す
明徳学園創立100周年記念式典開催

10月23日(土)、学園発祥の地、下京区柿本町の旧本圀寺境内に立つ京都東急ホテルで、創立100周年記念式典を開きました。コロナ下であることから、感染防止対策の徹底を図った上で、午前と午後の2部制で実施しました。
第1部(午前)には、京都府内の教育機関や京都府・京都市をはじめとした自治体、取引先企業など、多くのご来賓や学園に関係する方々にご出席いただきました。
式典はプロローグ映像とともに幕を開けました。学園の長きに渡るあゆみが、会場左右のスクリーンに映し出され、スピード感とともに100年の歴史を振り返りました。続いて京都成章高校の西田秀雄教諭によるピアノ伴奏で、京都明徳高校の清水俊徳教諭が国歌を独唱し、会場は厳かな雰囲気に包まれました。

たくさんのお祝いの言葉を胸に

川口博理事長は式辞として感謝の気持ちとともに、「大正10年、明徳女学校からはじまって100年の間、強い国づくり、豊かな国づくりを経て、令和のいま、日本は面白い国づくりの時代に入っていると考えています。これからは知識もさることながら考え方が重要です。デザイン思考、右脳思考、コンセプチュアル思考、ファイナンス思考という四つの考え方により『ひとイノベーション』を発生させ、『新しいことを考え出していける人』に教職員自らがなるとともに、そういう人を次々と育てていきます」と述べました。
来賓祝辞では、西脇隆俊知事の祝辞を古川博規副知事が代読され、「珠算の明徳として京都の女子教育を担われ、今日に至るまで教育を通じて社会に貢献するという精神で、『傍を楽にする人づくり』に取り組んでこられました。また戦前の卓球、戦後のソフトボール、近年では成章ラグビー部、明徳ダンス部が輝かしい成績を収められています。これからも変化に柔軟に対応できる感性と創造性豊かな人材の育成を目指し、地域の皆様の大きな期待に応えられる学校づくりにまい進されることを期待しています」とのお言葉をいただきました。
門川大作京都市長からも「100年の尊いあゆみ、そして理念を生かされ、さらに進化される学園を実感し、感激しています。今後も、世のため人のために尽くすことを喜びとできる人づくりにより、ますます発展されることを祈念しています」とのお言葉をいただきました。

まだ見ぬ学園の「みらい」を感じ取る

スクリーンには『みらいへ』と題した映像が映し出されました。授業や休み時間の風景、部活動や行事の様子など、学園の「いま」にはじまり、学生生徒、教職員が「みらい」への思いをリレー方式で語るインタビューへと続きました。
学生生徒からは「自分でつくるもの。自分の選択で未来が決まる」「将来の夢。高校の理科教師になりたい」「真っ白い紙。自分で自由に描ける」、教職員からは「ワクワクとドキドキ。今まで経験したことがないことを経験できる」「自ら切り開くもの。自分の心掛け次第で物事が好転する」「一歩ずつ前へ進むのみ」など、たくさんの「みらい」が映し出されました。一人ひとりの思いや生き生きとした表情に、まだ見ぬ学園の「みらい」を感じ取ることができました。
第2部(午後)は学園の教職員が集いました。プロローグ映像、国歌独唱、式辞、祝電披露、『みらいへ』の上映のほか、教職員の功労や功績に敬意を表し、永年勤続表彰などが行われました。
会場には胡蝶蘭やスタンド花などたくさんの祝花が飾られ、100年法人明徳学園の第一歩にふさわしい式典となりました。出席者からは「1時間ほどのコンパクトな式典だったが、心がこもっていて大変良かった」というような感想もいただきました。
京都で生まれ育って100年。まだまだ小さな学校法人ですが、これからも学園教職員一同、心に汗をかく覚悟で、次の100年へと歩み出していきます。

記念品および式典付随事業

記念品および式典付随事業

  • 特製ペーパーウェイト
    京都嵯峨の老舗「 德舛瓦店」による100周年シンボルマーク入り瓦製ペーパーウェイト。
  • 特製ヴァッフェル
    京都の老舗和菓子店「鼓月」による100周年シンボルマーク入り千寿せんべい。式典出席者、在校生全員に配付しました。
  • 特製クリアファイル(2種類)
    創立100周年記念ポスターと同デザインのクリアファイルで、在校生全員に配付しました。
  • 特製バッグ(式典用)
    式典出席者に記念品等を渡すために制作した特別仕様の手提げ袋。
  • 特製クリアファイル(式典用)
    京都新聞と朝日新聞に掲載した広告デザインを施した式典用のクリアファイル。
  • 『プロローグ』(式典用動画)
    学園100年のあゆみを、歴史の重みを感じさせながらもスピーディーに紹介する動画で、式典のプロローグとして上映しました。
  • 『みらいへ』(式典用動画)
    過去から現在までを紹介した『プロローグ』とは対象的に、『みらいへ』は文字通り現在から未来をテーマにした動画で、式典のエピローグとして上映しました。

学内向け事業

教職員や学生生徒に創立100周年を実感してもらうとともに、気運を高めるため、様々な事業を実施しました。

  • 記念フラッグ記念フラッグ
    3校の構内随所に100周年シンボルマークと各校の校章をモチーフにしたフラッグを設置しました。
  • 記念ポスター記念ポスター(お祝い編・クリームソーダ編)
    お祝い編では、100周年を迎え、祝福ムードに包まれた3校の様子を描き、学生生徒や教職員の一体感、多様性、各校の特色を表現しました。クリームソーダ編では、変わらない教育理念のもと、魅力あふれる人材を育ててきた明徳学園を、時代が流れても存在感を放つ3色のクリームソーダに3校のスクールカラーを重ね合わせて表現しました。
  • その他の記念事業
    ・特製ネックストラップ
    ・シンボルマークステッカー
    ・特製バッグ(常用)

学外向け事業

明徳学園が創立100周年を迎えることを周知し、ステークホルダーへ感謝の意を伝えるため、様々な事業を実施しました。

  • 記念特設サイト
    明徳学園の公式HP内に、100周年記念事業の内容に特化したサイトを立ち上げました。
  • 記念横断幕・懸垂幕
    記念横断幕・懸垂幕
    3校に面した幹線道路から見える校舎壁面や正門付近などに、地域の方々への感謝の気持ちを込めた横断幕と懸垂幕を設置しました。
  • 100周年記念新聞広告
    100周年記念新聞広告
    毎年周年広告を掲載している京都新聞、朝日新聞に加え、今年は日本経済新聞全国版に理事長からのメッセージを掲載しました。

3校における記念事業

創立100周年を新たな飛躍の契機とすべく各校でも様々な記念事業を実施しました。

京都経済短期大学

  • 新校舎建設新校舎建設
    中庭に建設した講義棟は、大講堂(収容定員330名)やアクティブラーニングに対応した中教室、学友会中央執行部室、クラブボックスで構成されており、旧クラブボックス跡は学生の憩いの場として、タイル張りのオープンスペースに生まれ変わりました。

京都明徳高等学校

  • 制服リニューアル制服リニューアル
    「創立100周年を節目に制服を一新し、次の100年に向けて踏み出す」というコンセプトのもと、デザインのみならず素材にもこだわった制服にリニューアルしました。
  • その他の記念事業
    ・グラウンド人工芝敷設
    ・校内LED化整備

京都成章高等学校

  • グラウンド人工芝敷設グラウンド人工芝敷設
    グラウンドの人工芝化により、授業や学校行事、クラブ活動を行いやすい環境が整いました。また雨上がりの時などに水はけを気にせず利用することができるようになりました。
  • その他の記念事業
    ・MS(メディカルスポーツ)棟増築
    ・第2食堂棟(新家庭科室)建築
    ・体育館と武道場の空調設備整備
100th Anniversary
TOP